横浜歴史博物館にて、作曲家の中田喜直さんの展示会が開催されていました♪ 中田喜直さんは、日本の歌曲や童謡
また校歌など手掛けた親しみのある日本を代表する作曲家さんですね。
個人的にも、彼のシンプルながら
色彩のある音楽が心地よく感じて
よく聴いたり弾いたりしています♪ 生誕100周年を記念した、今回の展示会では中田さんの生涯、音楽、意外な人物像や遺品が紹介されていました。またミニコンサートや関連のイベントも催されていました!
彼は、大学卒業後、陸軍に所属し、いつでも戦場に向かえるよう訓練を受けていました。
特攻隊の話もちらつく状況下の中、片時も離すことのなかった、大切な童謡集や詩集、お母様への手紙などを拝見し、彼の人生観や人柄を垣間見ることの出来る充実した展示会でした!
最後の展示室には、グランドピアノが。違和感を感じよく見てみると…!
鍵盤の幅が狭くコンパクトに作られていました。
彼は手が小さかったため、お兄様に宛てた手紙の中でピアニストへの道を渋々諦めると綴られていました。
ならば、作ってしまおう!という、彼特注の細幅鍵盤のピアノが出来上がりました♪ 日本人の女性の中でも、一般的な
ピアノのサイズ感に苦労している方が多くいらっしゃる事と思います。
彼の作品は、そのような方でも演奏しやすく、私自身もコンサート等で選曲させて頂いています。
ソロ曲から連弾曲と素敵な作品が
ありますので、よろしかったら是非一度触れてみてください♪ ✳︎ 11月25日に催される秋のコンサートにて、ご紹介をしました中田さんの連弾曲「日本の四季」から秋の作品と冬の作品を演奏予定です♪
このシリーズは、レパートリーとして演奏をしてきましたが、新たな
視点で、また深掘りをしていく事が楽しみです🎹
一段と肌寒くなって来ましたので、お身体を大切に過ごしください。
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